クラスAとは?- IPアドレスのクラスの一つを紹介、解説する。
はじめに
インターネットに接続するために必要なIPアドレスは、多くの場合、IPv4で表されています。IPv4アドレスには、A、B、C、D、Eの5つのクラスがあり、それぞれのクラスには割り当て可能なアドレス数に違いがあります。今回は、そのうちの一つである「クラスA」について解説していきます。
クラスAとは?
クラスAのIPアドレスは、最初の8ビットがネットワーク部、残りの24ビットがホスト部となっています。つまり、クラスAのIPアドレスは、最初の8ビットが同じネットワークに属することを示し、残りの24ビットでホストを表します。
クラスAのIPアドレスは、2の23乗(およそ830万)個のホストアドレスを持つことができます。これは、非常に多くのアドレスが利用可能ということです。一方で、同じネットワーク内に属するアドレス数がとても少なくなるため、クラスAは大規模なネットワークに適しています。
クラスAの例
以下は、クラスAの例です。
IPアドレス:10.1.1.1
サブネットマスク:255.0.0.0
この場合、最初の8ビットが「10」であるため、このアドレスはクラスAに属しています。また、サブネットマスクが「255.0.0.0」であるため、このアドレスはどのホスト部がどのネットワークに属するかを示しています。
まとめ
クラスAは、最初の8ビットがネットワーク部、残りの24ビットがホスト部となっており、非常に多くのアドレスを持つことができます。ただし、同じネットワーク内に属するアドレス数がとても少なくなるため、大規模なネットワークに適しています。以上が、クラスAの解説となります。
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