CLI(コマンドラインインターフェース)とは?シンプルな操作方法
CLI(コマンドラインインターフェース)とは、コンピューターシステムを操作するためのインターフェースの一種で、コマンドを入力することで操作を行います。CLIは、初期のコンピューターにおいて主流だった操作方法であり、今でもコンピューター内部の設定や操作を行う場合に使用されることがあります。
CLIは、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)に比べて、メモリ消費量が少なく、高速に動作します。また、コマンドを自由に組み合わせることができるため、複雑な操作でも簡単に行うことができます。
では、CLIの基本的な操作方法を紹介します。
コマンドの入力方法
CLIでコマンドを入力するには、ターミナル(コマンドプロンプト)を起動します。Windowsの場合は「コマンドプロンプト」、Macの場合は「ターミナル」というアプリケーションを起動することで使用できます。
起動したら、コマンドを入力するためのプロンプトが表示されます。ここにコマンドを入力し、エンターキーを押すことで、コマンドが実行されます。
基本的なコマンド一覧
ここでは、代表的なコマンドをいくつか紹介します。
– ls: ファイルやディレクトリの一覧を表示します。
– cd: ディレクトリを移動します。
– mkdir: 新しいディレクトリを作成します。
– rm: ファイルやディレクトリを削除します。
– cp: ファイルやディレクトリをコピーします。
– mv: ファイルやディレクトリを移動または名前を変更します。
コマンドのオプション
コマンドには、さまざまなオプションを指定することができます。オプションを指定することで、コマンドの動作を変更することができます。
オプションは、一般的に「-」または「–」で始まります。たとえば、「ls -a」というコマンドを入力することで、隠しファイルも一覧表示することができます。
コマンドのヘルプ機能
CLIでコマンドを使用する際には、ヘルプ機能を活用することをおすすめします。ヘルプ機能を使用することで、コマンドのオプションや使用方法、引数の指定方法などが表示されます。
ヘルプ機能は、コマンドの後ろに「-h」または「–help」というオプションを追加することで使用することができます。たとえば、「ls –help」というコマンドを入力することで、lsコマンドのヘルプが表示されます。
以上が、CLIの基本的な操作方法についての紹介です。CLIは、初心者には少し敷居が高いかもしれませんが、一度使い始めるとGUIよりも効率的に操作することができるため、ぜひ活用してみてください。
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