composite video(コンポジット端子)とは?アナログビデオ信号の伝送方式

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composite video(コンポジット端子)とは?アナログビデオ信号の伝送方式

コンポジット端子は、映像信号や音声信号などを1本のケーブルにまとめて伝送する伝送方式の一つです。映像信号に限定して言えば、RGB信号を混合したものをコンポジット信号と呼びます。

コンポジット端子の特徴

コンポジット端子は、映像信号と音声信号を同時に伝送することができる点が大きな特徴です。そのため、テレビやVCRなどのAV機器に広く採用されています。

また、コンポジット端子の利点は、標準的なアナログ信号であるため、非常に汎用性が高いことです。古い機器であっても、コンポジット端子があれば映像信号を伝送することができます。

コンポジット端子の欠点

一方で、コンポジット端子にはいくつかの欠点もあります。たとえば、RGB信号を混合した映像信号を1つにまとめているため、映像品質が劣る傾向があります。特に、黒色がくすんで見えることがあるため、映画やスポーツなどの高画質が求められる映像には向きません。

また、映像信号と音声信号を同時に伝送するため、音声にノイズが混入することがあります。このため、音質が重視される場合は、別個の音声伝送ルートを用意する必要があります。

まとめ

コンポジット端子は、映像信号と音声信号を同時に伝送することができる伝送方式の一つです。アナログ信号であるため、汎用性が高く、古い機器でも利用することができます。しかし、映像品質や音声品質が劣ることがあり、高画質を求める映像には向いていません。

以上が、コンポジット端子についての解説となります。

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