Date型とは?
プログラミングにおいて、日付データを扱う際に用いられるデータ型が「Date型」です。JavaやJavaScript、Pythonなど、多くのプログラミング言語で使用されており、日付を扱う際には欠かせない存在です。
1. Date型の基礎知識
Date型は、1970年1月1日からの経過時間をミリ秒単位で表現することができます。つまり、ある日付が1970年1月1日から何ミリ秒経過したかを表す値を保持することができるのです。このため、Date型はEpoch Timeとも呼ばれます。
2. Date型の使い方
Date型を使って、日付を表現するには以下のようにします。
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Date date = new Date();
“`
このようにすれば、現在の日時を表すDateオブジェクトが作成されます。また、以下のようにString型の日付データをDate型に変換することもできます。
“`
SimpleDateFormat sdf = new SimpleDateFormat(“yyyy/MM/dd”);
Date date = sdf.parse(“2020/01/01”);
“`
このように、SimpleDateFormatクラスを使用して、String型の日付データをDate型に変換することができます。
3. Date型の注意点
Date型は、1970年1月1日からの経過時間をミリ秒単位で表現するため、2038年問題という問題があります。2038年1月19日に、32ビットのUnix時間がオーバーフローするため、正しく動作しなくなる可能性があります。
また、Date型はタイムゾーンを考慮しないため、異なるタイムゾーンからの日付データを扱う場合には、注意が必要です。
まとめ
Date型は、日付データを扱う際に欠かせないデータ型です。基礎知識を押さえ、正しく使いこなすことが重要です。2038年問題やタイムゾーンの問題にも対応できるように、しっかりと学習していきましょう。
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