EAR形式とは?
EARとは、「Enterprise ARchive」の略称で、Java EE(Java Platform, Enterprise Edition)アプリケーションを配布するためのファイル形式です。EARファイルは、複数のJava EEコンポーネント、すなわちEJB(Enterprise JavaBeans)、Webアプリケーション、JMS(Java Message Service)メッセージングアプリケーション、コネクタ・アーキテクチャ・プラグイン(Connector Architecture plug-ins)などを格納することができます。
EAR形式の利用方法
EARファイルは、Java EEアプリケーションを配布するための一般的な形式として使用されます。EARファイルを作成するには、以下の手順を実行します。
- Java EEアプリケーションを構築して、それらを単一のアーカイブにまとめます。
- アーカイブにマニフェスト・ファイルを追加し、必要な設定を構成します。
- アーカイブをEARファイルにパッケージングします。
EARファイルは、Java EEアプリケーション・サーバー上で動作することができます。EARファイルが展開されると、それぞれのJava EEコンポーネントが実行され、アプリケーションが起動します。
まとめ
Java EEアプリケーションを配布するために、EAR形式が使用されます。EARファイルには、複数のJava EEコンポーネントが含まれており、Java EEアプリケーション・サーバー上で実行されます。EARファイルの作成には、Java EEアプリケーションを構築して、それらを単一のアーカイブにまとめ、マニフェスト・ファイルを追加し、必要な設定を構成し、アーカイブをEARファイルにパッケージングする必要があります。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版