EBCDICとは? – Extended Binary Coded Decimal Interchange Codeの解説

Explanation of IT Terms

EBCDICとは?

EBCDIC(Extended Binary Coded Decimal Interchange Code)とは、IBMが主にメインフレームコンピュータで使用するために開発した文字コードです。ASCIIコードと同様に、文字を2進数で表現する方法を定めた、コンピュータにおける文字コードの一つです。

EBCDICの特徴

EBCDICは、ASCIIコードとは異なり、8ビットのバイト単位で表現されます。また、コンピュータ内部のデータ表現形式としても使用されるため、エンディアン(バイトオーダー)も重要な特徴の一つとなっています。

EBCDICは、主にIBMメインフレームコンピュータで使用されており、非常に古くから使われている文字コードです。現在でも、金融業界や航空業界などで使用されている場合があります。

EBCDICの利用例

EBCDICは、IBMメインフレームコンピュータで使用されることが多いため、金融機関の取引データなどに使用されることがあります。また、航空券の発券や予約システム、船舶などの運行管理システムなどでも使用されることがあります。

EBCDICとASCIIの違い

EBCDICは、ASCIIと比較して、文字の配置やコード値が異なります。そのため、ASCIIとEBCDICで同じコード値を持つ文字でも、実際に表現される文字が異なる場合があります。また、ASCIIとEBCDICで互換性がないため、データの変換が必要になることがあります。

まとめ

EBCDICは、IBMメインフレームコンピュータで使用される文字コードで、古くから使用されています。ASCIIと異なり、8ビットのバイト単位で表現されるため、データ表現形式としても使用されます。現在でも、金融業界や航空業界などで使用されており、業界特有のシステムで使われ続けています。

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