ext4とは? – ext4の基本機能と使い方

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ext4とは?

ext4は、Linuxオペレーティングシステムで使用されるファイルシステムの一つです。ext4は、ext3というファイルシステムの後継として登場し、より高速で信頼性の高いファイルシステムとして知られています。

ext4は、多くのLinuxディストリビューションにデフォルトで採用されており、高速で大規模なファイルシステムをサポートしています。また、ext4は、大容量ディスクなど、大量のデータを管理する場合に最適なファイルシステムです。

ext4の基本機能

ext4には、以下のような基本的な機能があります。

高速なファイルシステム操作

ext4は、ファイルシステムの操作を高速化するために、複数の改善が加えられています。例えば、ext4では、ファイルサイズを拡張する際に、ファイルのブロックを再割り当てする方法が変更されています。これにより、ファイルの大きさが拡大しても、ファイルシステムのパフォーマンスが低下しなくなりました。

より大容量のファイルシステムのサポート

ext4は、1EB(エクサバイト)までの大容量ファイルシステムをサポートしています。また、ext4は、1ファイルあたりの最大サイズが16TBに増えています。

ファイルシステムの堅牢性の向上

ext4は、ファイルシステムの堅牢性を高めるために、ジャーナリング機能を改良しています。ジャーナリングは、ファイルシステムに変更があった際に、変更前の状態を保存しておく機能です。これにより、システムがクラッシュした場合でも、ファイルシステムの破損を防止することができます。

ext4の使い方

ext4は、多くのLinuxディストリビューションにデフォルトで搭載されています。また、ファイルシステムを作成する際には、以下のようなコマンドを使用することができます。

“`
mkfs.ext4 /dev/[device name] “`

このコマンドでは、[device name]の部分を、作成するファイルシステムのデバイス名に置き換えます。

また、既存のファイルシステムをext4に変更することも可能です。変更する場合には、以下のようなコマンドを使用します。

“`
tune2fs -O extents,uninit_bg,dir_index /[device name] “`

以上が、ext4の基本的な機能と使い方についての解説です。ext4は、高速で信頼性の高いファイルシステムとして、多くのLinuxユーザーに支持されています。

参考記事

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