ファイル転送プロトコル(FTP)とは？インターネット上のデータ送受信の基本概念を解説

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FTPとは？

FTPとは、「File Transfer Protocol」の略で、インターネット上のコンピュータ同士でファイルをやり取りするためのプロトコル（通信規約）です。FTPは、TCP/IPプロトコルスイートの一部として、インターネット上のデータ転送に広く使われています。

インターネット上のデータ送受信には、送信側と受信側が必要です。送信側は、送りたいファイルを「アップロード」し、受信側はそのファイルを「ダウンロード」します。このようなファイル転送には、FTPが用いられます。

FTPには、サーバー側とクライアント側があります。サーバー側とは、ファイルを保存しているコンピュータで、FTPサーバーと呼ばれます。一方、クライアント側とは、ファイルを受け取りたいコンピュータで、FTPクライアントと呼ばれます。

FTPでの通信には、まずサーバー側とクライアント側が接続します。その後、クライアント側はサーバー側の指定したファイルを取得するため、FTPコマンドを使用してファイルを転送します。FTPコマンドは、通常、コマンドラインから入力されます。

FTPは、インターネット上でファイルを送受信するためのプロトコルです。サーバー側とクライアント側があり、FTPコマンドを使用してファイルの転送が行われます。FTPは、今でも幅広く使われており、ウェブサイトのアップロードやダウンロード、ファイルの共有などに利用されます。