ファームウェアとは?デバイス制御の基本概念をわかりやすく解説

Explanation of IT Terms

ファームウェアとは?

ファームウェアとは、電子機器などのデバイスを制御するために用いられる、機器に組み込まれるソフトウェアのことです。つまり、ハードウェア(物理的な部品)とソフトウェア(プログラム)をつなぐ役割を持っています。

ファームウェアの役割

ファームウェアの主な役割は、デバイスの制御です。例えば、スマートフォンやパソコンの場合、ファームウェアがなければ画面の表示やタッチパネルの動作ができません。また、リモコンや自動車の場合は、ファームウェアがなければ操作することができません。

その他にも、ファームウェアにはセキュリティ面での役割もあります。最近では、ファームウェア自体が攻撃の対象となることがあるため、セキュリティ対策も求められています。

ファームウェアの種類

ファームウェアには、大きく分けて以下の3種類があります。

  • ROM(Read-Only Memory)型
  • PROM(Programmable Read-Only Memory)型
  • EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)型

ROM型は、一度書き込まれた情報を書き換えることができません。一方、PROM型は一度だけ書き込めますが、その後は書き込みできません。そして、EPROM型は書き込み可能であり、書き換えもできますが、特別な装置が必要になります。

まとめ

ファームウェアは、デバイスを制御するためのソフトウェアであり、セキュリティ対策も重要な役割を持っています。ROM型・PROM型・EPROM型の種類があり、それぞれ特徴があります。今回の解説を参考に、より理解を深めていただければ幸いです。

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