getterメソッド(ゲッターメソッド)とは?オブジェクト指向の要素

Explanation of IT Terms

getterメソッド(ゲッターメソッド)とは?オブジェクト指向の要素について

オブジェクト指向プログラミングにおいて、getterメソッドとは、クラス内のフィールドに格納された値を取得するためのメソッドのことです。単純にフィールドの値を返すだけではなく、値を取得する際に特定の処理を行うこともできます。

例えば、あるクラスのフィールドに格納された値が負の数を表している場合、getterメソッドを使用して値を取得する際に、自動的に正の数に変換する処理を行うことができます。このような処理を行うことで、フィールドの値を取得する側は常に正しい値を取得できるようになり、プログラムの安定性が向上します。

また、getterメソッドはメソッド名が一般的に「get」で始まるため、どのフィールドを取得しているかが直感的に理解できます。このため、他のプログラマーがコードを読む際にもわかりやすくなります。

さらに、getterメソッドを使用することで、フィールドの値を取得する際に制限を設けることもできます。例えば、あるクラスのフィールドは外部から値を変更されることを許容していない場合、getterメソッドを使用してフィールドの値を取得することで、外部から値を変更されることを防ぐことができます。

以上のように、getterメソッドはオブジェクト指向プログラミングにおいて重要な要素の一つです。正しく使用することで、プログラムの安定性や可読性を向上させることができます。

参考記事

参考サイト

合わせて読みたい

【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版