Hi-Speed USB(USB 2.0)とは?- データ転送規格の基本概念を解説
USB(Universal Serial Bus)は、パソコンをはじめとする様々な機器に接続するための規格であり、コンピュータと周辺機器が通信するための標準規格です。
Hi-Speed USB(USB 2.0)は、USBの2番目のバージョンであり、従来のUSBに比べ、転送速度が約40倍に向上しています。この向上によって、データの転送が大幅にスピードアップされ、パフォーマンスの向上や作業の効率化に繋がります。
USB 2.0は、USBインターフェースを通じて、最大480Mbpsの転送速度を実現します。これは、従来のUSB 1.1の12Mbpsの4倍以上になります。また、USB 2.0は、従来のUSBとの下位互換性があり、USB 1.1に接続された機器もUSB 2.0に接続することができます。
Hi-Speed USBは、デジタルカメラ、外付けハードディスク、メモリースティックなどの周辺機器を接続する際に、高速のデータ転送が可能になります。また、USB 2.0は、音声や映像などのマルチメディアデータを簡単かつ高速に転送することができるため、ホームエンターテイメントシステムやデジタルサイネージなどの分野でも活用されています。
USB 2.0は、その高速性と拡張性から、多くの機器メーカーによって採用されており、現在では一般的な規格となっています。
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