赤外線とは?電磁波の一種である赤外線について解説する。

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赤外線とは?

赤外線とは、電磁波の一種であり、可視光線よりも波長が長く、熱を発する物質から放出されます。人間の目には見えませんが、熱を通して感じることができます。

赤外線は、太陽光や火災など、あらゆる熱源から放射されます。また、人間や動物の体温も赤外線を放射するため、暗い場所でも体の輪郭を感じることができます。

赤外線の特徴

赤外線の波長は可視光線よりも長く、約0.75μmから1000μm程度の範囲にあります。また、波長が短いほどエネルギーが大きくなり、波長が長いほどエネルギーが小さくなります。

赤外線は、様々な分野で活用されています。例えば、熱画像カメラや、リモコン、自動ドアなどに使われています。また、医療分野では、体表温度を計測するためにも利用されています。

赤外線の分類

赤外線は、波長によって3つの種類に分類されます。

  • 近赤外線(NIR):波長が0.75μmから1.5μmの範囲にある赤外線。近赤外線は、血流量や酸素濃度などを測定する際に利用されます。
  • 中赤外線(MIR):波長が1.5μmから5μmの範囲にある赤外線。中赤外線は、有機化合物の構造を調べる分析機器などに利用されます。
  • 遠赤外線(FIR):波長が5μmから1000μmの範囲にある赤外線。遠赤外線は、身体の芯から温める効果があるため、健康グッズなどに利用されます。

まとめ

赤外線は、電磁波の一種で、熱を発する物質から放出されます。人間の目には見えませんが、熱を通して感じることができます。近赤外線、中赤外線、遠赤外線の3種類に分類され、様々な分野で活用されています。

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