ITb(外部結合テスト)とは?ソフトウェアテストの進行ステップを解説
ソフトウェア開発において欠かせないのがテスト工程です。その中でも重要な一つがITb(外部結合テスト)です。ITbとは、システム内部ではなく、外部とのインターフェースで発生する問題を特定するためのテスト方法です。本記事では、ITbの概要から進め方まで、詳しく解説していきます。
ITbの概要
ITbは、システム内部ではなく、外部とのインターフェース上で発生する問題を特定するためのテスト方法です。外部とは、データ入出力やネットワークといった部分を指します。ITbでは、実際の業務フローを再現し、外部とのインターフェースにおいて問題がないかを確認します。
ITbの進め方
ITbの進め方には、以下のようなステップがあります。
1. テスト計画の立案
2. テストシナリオの作成
3. テストデータの作成
4. テストの実行
5. 不具合の報告と修正
まずは、テスト計画を立案します。この中で、どのようなテストケースを実施するか、どのような環境でテストを行うかなどを決めます。次に、テストシナリオを作成します。テストシナリオとは、テストの手順書のことで、どのような動作をするか、その際の入力値や出力値などを定義したものです。テストデータも同時に作成します。
テストの実行では、ITbで特に重要となる接続テストが行われます。この接続テストでは、データの送受信が正常に行われているか、データが正しく処理されているかなどを確認します。不具合が発生した場合は、報告をし、修正が必要な箇所を特定します。
まとめ
ITbは、ソフトウェア開発において欠かせない外部結合テストの一つです。業務フローを再現し、外部とのインターフェースにおいて問題がないかを確認することで、システムの安定性や信頼性を担保することができます。テスト計画の立案から修正まで、正確かつ迅速に進めることが重要です。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版