JIS漢字コードとは?日本の文字コード制度の基本概念を解説

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JIS漢字コードとは?日本の文字コード制度の基本概念を解説

はじめに

日本語を扱うテキストファイルやプログラムなどで欠かせないのが文字コードです。一般的な文字コードとしてはUTF-8が用いられることが多いですが、日本固有の文字コードとしてJIS漢字コードが存在します。本記事では、JIS漢字コードについて詳しく解説します。

JIS漢字コードとは?

JIS漢字コードとは、日本産業規格の一つで、主に漢字を扱う場合に使用される文字コードです。JIS X 0208という規格に基づいており、かつては主流であったShift_JISコードとの互換性があります。

JIS漢字コードは、2バイトの文字コードで、1バイト目が「0x81~0x9F」、「0xE0~0xFC」、2バイト目が「0x40~0x7E」、「0x80~0xFC」に割り当てられています。JIS漢字コードは、日本の漢字やカタカナ、平仮名の文字を扱えるため、日本語を扱うテキストファイルやプログラムで広く利用されています。

JISコードの種類

JIS漢字コードには、JIS X 0208以外にも、JIS X 0212やJIS X 0213といった別の種類があります。それぞれのコードは、異なる文字集合を扱うために存在しており、特にJIS X 0213は、JIS X 0208にない文字を含んでいます。これらのコードは、利用環境に応じて適切に使い分ける必要があります。

まとめ

以上が、JIS漢字コードについての解説でした。JIS漢字コードは、日本語を扱うテキストファイルやプログラムで利用されることが多く、Shift_JISコードと互換性があるため、今でも広く利用されています。ただし、JIS X 0212やJIS X 0213といった別の種類のJISコードも存在するため、利用環境に応じて適切に使い分ける必要があります。

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