JIS2004とは?日本の文字コード規格の基本概念を分かりやすく解説

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JIS2004とは?日本の文字コード規格の基本概念を分かりやすく解説

JISとは?

JISとは、日本工業規格の略称で、日本で制定された標準規格のことを指します。JISは、経済産業省が管理しており、商品やサービスの品質、安全性などを保証するための法律である「品質表示法」に基づいて制定されます。

JISにおける文字コード規格とは?

JISにおける文字コード規格とは、文字をコンピュータで扱うための規格です。具体的には、文字をコンピュータが理解できるように、文字に対応する数字のコードを定義することが目的となります。

文字コード規格には、国際標準化機構(ISO)が定義する規格や、アメリカ国立標準技術研究所(NIST)が定義する規格などが存在しますが、日本ではJIS規格が主流となっています。

JIS2004とは?

JIS2004は、日本における文字コード規格の一つで、現在では主流となっているJIS X 0208に代わる新たな文字コード規格です。JIS2004では、JIS X 0213で定義された文字を追加し、総数を2万7千字以上に拡充しています。

JIS2004は、Unicodeとの互換性が高いため、海外で使用されている文字コード規格とのやりとりもスムーズに行えます。また、従来のJIS規格と比べて、日本語以外の文字にも対応しやすくなっています。

まとめ

JIS2004は、日本における文字コード規格の一つで、JIS X 0208に代わる新たな文字コード規格です。日本語以外の文字にも対応しやすく、Unicodeとの互換性が高いため、海外で使用されている文字コード規格とのやりとりもスムーズに行えます。JIS2004が普及することで、より高度な国際化に取り組むことが可能になります。

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