「左外部結合 (LEFT JOIN句)」とは? – データベースにおいて、複数のテーブルを結合する際の一種の結合方法について解説

Explanation of IT Terms

左外部結合 (LEFT JOIN句)とは?

データベースにおいて、複数のテーブルを結合する際に使用する「LEFT JOIN句」は、一種の結合方法です。LEFT JOIN句を使用することで、左側のテーブルを基準にして、右側のテーブルとの結合を行うことができます。

例えば、あるECサイトのデータベースには、「users」と「orders」という2つのテーブルがあるとします。ここで、usersテーブルにはユーザーの情報が格納されており、ordersテーブルにはユーザーが行った注文情報が格納されています。

この2つのテーブルを結合して、ユーザーごとに注文情報を取得する際には、以下のようなSQL文を使用します。

SELECT * FROM users LEFT JOIN orders ON users.id = orders.user_id;

このSQL文では、まずusersテーブルを基準にして、ordersテーブルと結合しています。usersテーブルにある全ての列と、ordersテーブルの中でusersテーブルのuser_idと一致する行だけが取得されます。

もし、usersテーブルに登録されているユーザーがordersテーブルに注文をしていない場合でも、LEFT JOIN句を使っているので、usersテーブルの情報は全て取得されます。そして、ordersテーブルの情報は、ユーザーが注文をしている場合のみ取得されます。

LEFT JOIN句の使い方

LEFT JOIN句を使ったSQL文の基本的な構文は以下の通りです。

SELECT 列名 FROM テーブル名1 LEFT JOIN テーブル名2 ON 結合条件;

LEFT JOIN句を使うことで、結合条件に一致しないレコードも全て取得することができます。また、LEFT JOIN句を使う際には、基本的に左側に存在するテーブルを基準として、右側のテーブルと結合することになります。

最後に、LEFT JOIN句を使ったSQL文を効率的に実行するためには、各テーブルのデータ量やインデックスの状況などを考慮した上で、最適な結合方法を選択する必要があります。

以上が、「左外部結合 (LEFT JOIN句)とは?」についての解説です。

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