LINQ (統合言語クエリ) とは?C#やVB.NETのデータ取得・加工の基本概念を解説

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LINQとは?

LINQ (Language Integrated Query) とは、.NET Frameworkに組み込まれたクエリ言語であり、C#やVB.NETなどのプログラミング言語で使用されます。LINQを使うことで、コレクションやデータベースなどからデータを取得したり、データを加工したりすることが可能になります。また、LINQは強力な型付けの仕組みを備えているため、コンパイル時にエラーを検出できるという利点もあります。

C#やVB.NETでの基本概念

C#やVB.NETでLINQを使う際には、以下の基本的な概念を知っておく必要があります。

1. クエリ式とメソッド構文

LINQでは、クエリ式またはメソッド構文のどちらかを使って、データに対する操作を記述することができます。クエリ式はSQLのように、SELECT文やWHERE句などのようなキーワードを使ってクエリを記述する方法です。一方、メソッド構文は、C#やVB.NETのメソッドを呼び出してクエリを記述する方法です。

2. 型付けの重要性

LINQでは、強力な型付けの仕組みが導入されています。これは、クエリを実行する際に必要な情報をコンパイル時にチェックする仕組みです。これにより、実行時にエラーが発生する可能性が低くなります。

3. 様々なデータソースに対応

LINQは、データベースだけでなく、XMLファイルやメモリ内のコレクションなど、様々なデータソースに対応しています。また、データソースに対して様々な操作が可能であり、例えば、ソートやフィルタリング、グループ化、結合などの操作が可能です。

まとめ

LINQは、C#やVB.NETなどのプログラミング言語で使用される、.NET Frameworkに組み込まれたクエリ言語です。LINQを使うことで、コレクションやデータベースなどからデータを取得したり、データを加工したりすることが可能になります。C#やVB.NETでLINQを使用する際には、クエリ式とメソッド構文の両方を使い、型付けにも注意しながら操作を行うことが重要です。

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