LTE Direct(LTE-D)とは?近距離通信技術の基本概念をわかりやすく解説

Explanation of IT Terms

LTE Direct(LTE-D)とは?

LTE Direct(LTE-D)とは、近距離通信技術の一種であり、LTE(Long-Term Evolution)と呼ばれる高速モバイル通信規格をベースに開発されたものです。

従来のLTE通信は、基地局とユーザーの間で通信を行う際、常に中継装置を介してからになるため、通信速度が遅くなってしまう可能性がありました。しかし、LTE-Dでは、周囲にある他のデバイスと直接通信を行うことができるため、通信速度が飛躍的に向上すると期待されています。

LTE Direct(LTE-D)の基本概念

LTE-Dは、周囲のデバイスと直接通信を行うことができるため、ネットワークに依存せずに高速通信が可能となります。このため、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスに限らず、さまざまなIoT(Internet of Things)デバイスなどの通信に応用が期待されています。

また、LTE-Dは、デバイス間通信のためのプラットフォームとしても使用されることが可能です。例えば、ビーコンを使用して、近くのデバイスに対して情報を伝達することができます。このようなデバイス間通信により、新しいビジネスモデルの創出や、場所に依存しない新しいサービスの提供などが可能となります。

まとめ

今回は、LTE Direct(LTE-D)について解説しました。従来のLTE通信よりも高速な通信が可能となるため、スマートフォンやIoTデバイスなどの通信に応用が期待されています。また、デバイス間通信にも使用されることが可能であり、新しいビジネスモデルやサービスの提供などが可能となる可能性があります。

参考記事

参考サイト

合わせて読みたい

【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版