LTSB LTSCとは？Windows 10の長期サポート版の基本概念をわかりやすく解説
Windows 10の長期サポート版には、LTSB（Long Term Servicing Branch）とLTSC（Long Term Servicing Channel）の2つがあります。これらは、企業や組織向けに提供されており、メジャーアップデートを最低限に抑え、セキュリティのみに重点を置いたバージョンです。
LTSBとLTSCは、Windows 10の通常バージョンと異なり、5年間のメインサポートと5年間の延長サポートが提供されます。また、2年ごとに新しいバージョンがリリースされますが、アップグレードはオプションであり、必要に応じて実施できます。
一方、通常バージョンのWindows 10では、セキュリティアップデート以外にも、新しい機能やUIの変更、アプリの追加など、様々なアップデートが定期的に行われます。これにより、柔軟性や最新機能の提供は増しますが、同時にサポート期間が短く、アップデートによる問題も起こり得ます。
LTSBとLTSCは、セキュリティや安定性を最優先に考えるユーザー、企業、組織にとっては非常に魅力的なオプションです。ただし、新しい機能やアプリケーションを常に最新の状態にしたい場合は、通常バージョンのWindows 10を利用することが適しています。
Windows 10の長期サポート版の適切な選択は、ユーザーのニーズや使用目的によって異なります。今回の解説が、LTSBとLTSCの基本概念を理解するための一助になれば幸いです。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版