MDI-Xとは?ネットワーク機器の基本概念をわかりやすく解説

Explanation of IT Terms

MDI-Xとは?ネットワーク機器の基本概念をわかりやすく解説

ネットワーク機器を扱ううえで、MDI-Xという用語を耳にすることがありますが、この用語が何を意味するのかご存知でしょうか?

MDI-Xは、ネットワーク機器のポートにおける送信と受信の方法を定めた標準規格の一つです。この規格によって、ある機器のポートに接続された他の機器のポートと通信を行う際に必要な接続方法が決まります。

MDI-Xには、通常のポートとクロスオーバーポートの2種類があります。通常のポートは、直接他の通常のポートに接続することができます。一方、クロスオーバーポートは、他のクロスオーバーポートと直接接続することはできませんが、通常のポートと接続することができます。

このように、MDI-Xによって接続方法が定まることで、ネットワーク機器同士の通信が正常に行われるようになります。

しかし、最近のネットワーク機器では、MDI-X機能が自動的に切り替わるAuto-MDI/X機能が搭載されることが多くなっています。この機能によって、通常のポートにクロスオーバーケーブルで接続する場合でも、機器側で自動的にクロスオーバーを行って通信を可能にすることができます。

以上が、MDI-Xの基本的な概念についての解説です。ネットワーク機器を扱ううえで、MDI-Xという用語が出現した際には、この記事を参考にしてみてください。

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