ホップ数(number of hops)とは?
ホップ数とは、データ通信において、通信経路を伝わるルーター(router)の数を数えることで、通信の品質や速度を評価するための指標の一つです。つまり、送信元から目的地点までの通信経路上で、データが通過するルーターの数を示す数字です。
例えば、インターネット上でウェブサイトにアクセスする際には、自分のパソコンからルーターを経由して、目的のサイトが存在するサーバーへとデータ通信が送信されます。この時、通信経路にあるルーターの数が多いほど、通信に時間がかかる可能性が高まります。そのため、ホップ数は通信の品質や速度を把握する上で重要な指標となります。
データ通信の基本概念をわかりやすく解説
現代社会において、データ通信は欠かせない存在となりました。スマートフォンやパソコンをはじめとしたデバイスを使って、インターネットやSNS、メールなどを利用することが当たり前となっています。そんなデータ通信には、基本的な概念がいくつか存在します。
1つ目は「プロトコル」です。プロトコルとは、データ通信のルールや手順を定めたもので、通信の正常な結果を得るために必要なものです。
2つ目は「IPアドレス」です。インターネット上で、サーバーやネットワーク機器を一意に識別するために使用される数値のことで、IPv4やIPv6という形式があります。
3つ目は「ポート番号」です。データ通信において、同じIPアドレスを持つ機器に対して、どのアプリケーションにデータを送信するかを識別するために使用される番号のことです。
以上の概念を理解することで、ホップ数という指標もより深く理解することができます。データ通信において、正しく通信を行うために必要な基本概念を身に付けておきましょう。
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