PAP(Password Authentication Protocol)とは?
PAPは、ネットワークやインターネットにおける認証方式の一つで、ユーザーが利用するIDやパスワードを利用して認証を行います。具体的には、クライアントがIDとパスワードをサーバーに送信し、サーバー側でそれらが正しいかどうかを認証することで、クライアントがネットワークやインターネット上のシステムに接続することができるようになります。
PAPのセキュリティ上の問題点
PAPは、パスワードを平文で送信するため、セキュリティ上の問題があります。なぜなら、平文で送信されたパスワードは、誰でも読めてしまうからです。そのため、PAPを利用する場合には、SSL/TLSなどの暗号化技術を併用することが推奨されています。
PAP以外の認証方式
PAP以外にも、CHAP(Challenge Handshake Authentication Protocol)やMS-CHAP(Microsoft Challenge Handshake Authentication Protocol)などの認証方式があります。これらの認証方式は、パスワードを平文で送信するのではなく、チャレンジレスポンス方式を採用することで、セキュリティ上の問題を解決しています。
まとめ
PAPは、ネットワークやインターネットにおいて、ユーザーを認証するために利用される認証方式の一つですが、パスワードを平文で送信するため、セキュリティ上の問題があります。そのため、PAPを利用する場合には、SSL/TLSなどの暗号化技術を併用することが推奨されています。また、PAP以外にも、CHAPやMS-CHAPなどの認証方式があり、これらはよりセキュリティの高い認証方式とされています。
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