パッシブモードとは?- FTP通信の基本概念をわかりやすく解説
FTP(ファイル転送プロトコル)は、ファイルを転送するためのプロトコルであり、TCP/IPネットワークを介してのファイル転送に広く使われています。FTPは、サーバーとクライアントの2つのコンピューターがやりとりをするための基本的なコマンドや規則に従っています。
FTP通信において、パッシブモード(PASVモード)とは、ファイルの転送とデータの送信を行うための2つのモードのうちの一つで、サーバー側がクライアントに対して、複数の接続ポートを開くことによって、データの送信を行います。
一方、アクティブモード(Activeモード)は、クライアントがサーバーに対して、複数の接続ポートを開くことによって、データの送信を行います。
パッシブモードは、ファイアウォールのようなセキュリティ機器があるネットワーク環境でも通信が可能であり、アクティブモードよりもより安全に通信を行うことができます。
FTP通信を行う上で、パッシブモードとアクティブモードを使い分けることが重要です。それぞれのモードについて理解し、状況に合わせて使い分けることで、よりスムーズなファイル転送を行うことができます。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版