ペンディング (pending)とは?おさえておきたい基本概念とその活用法を網羅的に解説

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ペンディングとは?基本概念とは

プログラムにおいて、「ペンディング」とは、まだ確定していない処理のことを指します。つまり、例えばアプリケーションでボタンをクリックした時に行われる処理がペンディングとなるわけです。具体的には、クリックイベントが発生した後、その処理が完了するまでの間、その処理はペンディングとなります。このようなペンディングの状態が続くと、プログラムの動作が遅くなってしまうため、処理を早めるための方法がいくつかあります。

ペンディングの種類とその活用法

ペンディングには、さまざまな種類があります。それぞれの種類によって、処理の挙動が変わってくるので、下記にそれぞれ解説します。

  • 同期ペンディング
  • 同期ペンディングは、処理が完了するまで、他の処理がブロックされる処理です。つまり、処理が完了するまで待ち合わせるわけです。通常、マルチスレッドプログラムにおいて使われます。

  • 非同期ペンディング
  • 非同期ペンディングは、処理が完了するまで、他の処理がブロックされない処理です。つまり、処理が完了するのを待つ必要がなく、他の処理を続けることができます。通常、Webアプリケーションやネットワークプログラミングにおいて使われます。

  • 重複排除ペンディング
  • 重複排除ペンディングは、同じ処理が複数回呼び出された場合、最初の処理を実行し、他の処理を無視する処理です。このような処理は、データベースなどのトランザクション処理でも使われます。

まとめ

プログラムにおけるペンディングの基本概念と、その種類と活用法について解説してきました。この知識を活用して、プログラムの処理を効率的に実装していきましょう。

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参考サイト

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