ポーリング(polling)とは?コンピュータ通信の基本概念を分かりやすく解説する

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ポーリング(polling)とは?コンピュータ通信の基本概念を分かりやすく解説する

ポーリングとは?

ポーリングとは、コンピュータ通信において、データ送信する側が相手側からのレスポンスを待ち続ける方式のことです。具体的には、送信側が相手側に何らかのデータを送信し、そのデータが相手側に届いたかどうかを確認するために、一定時間ごとに相手側に問い合わせを行います。これをポーリングといいます。

ポーリングの種類

ポーリングには、以下の2種類があります。

  • アクティブ・ポーリング
  • パッシブ・ポーリング

アクティブ・ポーリングは、送信側が一定時間ごとに相手側にデータの到着を問い合わせる方式です。一方、パッシブ・ポーリングは、相手側がデータを受信したことを通知するために、特定のビットを立てる方式です。

ポーリングのメリット・デメリット

ポーリングのメリットは、送信したデータに対して、確実に相手側で受信されているかどうかを確認することができることです。また、通信が確立するまでの時間が短く、簡単に実現することができます。

一方で、ポーリングのデメリットは、送信側が相手側からのレスポンスを待ち続けるため、通信回線が占有される時間が長くなり、通信効率が悪くなることです。また、相手側がデータを受信していない場合でも、アクティブ・ポーリングでは一定時間ごとに問い合わせを続けるため、通信負荷が増大します。

まとめ

ポーリングは、コンピュータ通信において、データ送信する側が相手側からのレスポンスを待ち続ける方式のことです。アクティブ・ポーリングとパッシブ・ポーリングがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。ポーリングを適切に利用することで、効率的な通信を実現することができます。

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