ポートマッピングとは?ネットワーク通信の基本概念をわかりやすく解説
ポートマッピングとは?
ポートマッピングは、ネットワーク通信において、特定のポートを運用するアプリケーションに外部からアクセスするための技術です。ポート番号は、ネットワーク通信において、どのアプリケーションがどの通信を行うかを判別するための識別子であり、0〜65535までの範囲で定義されています。
外部からポート番号を指定してアクセスする場合、通常はポートフォワーディングやポート開放を設定する必要がありますが、ポートマッピングはこれらとは異なり、路由器などのネットワーク機器によってプライベートIPアドレスと公開IPアドレスを紐づけることで、ポート番号を指定するだけで外部からアプリケーションにアクセスできるようになります。
ポートマッピングの利用方法
一般的に、ポートマッピングは、Webサーバー、FTPサーバー、メールサーバーなど、外部からアクセスが必要なサービスに対して利用されます。例えば、Webサーバーを運用している場合、必要なポート番号は80番です。ポートマッピングを利用すれば、外部からIPアドレスとポート番号を指定してアクセスすることができます。
ただし、ポートマッピングを利用する場合は、セキュリティ上の問題に気を付ける必要があります。不正なアクセスや攻撃を防ぐために、ファイアウォールの設定やセキュリティソフトの利用が必要です。
まとめ
ポートマッピングは、特定のポートを運用するアプリケーションに外部からアクセスするための技術です。外部からポート番号を指定するだけでアプリケーションにアクセスできるため、WebサーバーやFTPサーバーなど、外部からアクセスが必要なサービスに対して利用されます。しかし、セキュリティ上の問題にも気を付ける必要があります。
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