パワーオンセルフテスト(POST)とは?コンピュータ起動プロセスの基本概念をわかりやすく解説
パソコンの電源を投入すると、モニターに「POST」という文字が表示されることがあります。これは、パソコンが起動する際に自己診断を行っていることを示しています。この自己診断を行うプロセスを「パワーオンセルフテスト(POST)」と呼びます。
POSTは、パソコンが正常に動作するために必要なハードウェアの検証を行うプロセスです。具体的には、マザーボードやCPU、メモリー、ハードディスクなどの重要な部品を検査し、問題がないかどうかを確認します。
この検査では、ハードウェアの不具合や接続不良があった場合は、エラーメッセージが表示されます。エラーメッセージを確認し、対処することで、パソコンのトラブルを解決することができます。
POSTは、パソコンの起動時に自動的に実行されるため、ハードウェアに問題がある場合は、パソコンが起動しない、または正常に動作しないことがあります。そのため、電源を入れた後、モニター画面にPOSTの表示がない場合は、ハードウェアの問題が考えられます。
まとめると、POSTは、パソコンが起動する際に自己診断を行い、ハードウェアの検証を行うプロセスです。エラーメッセージを確認し、対処することで、トラブルを解決することができます。正常に動作しない場合は、ハードウェアの問題が考えられます。
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