QFNとは?表面実装型ICの基本概念と特徴を解説
QFNとは?
QFN(Quad Flat Non-leaded)は、表面実装型のICパッケージの1種で、主に小型・軽量化のために開発されました。QFNは、20~32ピン程度の端子を持ち、基板側にはパッドがあります。また、端子はICパッケージの底面に配置されています。QFNは、高密度実装に適しており、広く使用されています。
QFNの特徴
QFNの最大の特徴は、小型・軽量であることです。QFNは、従来のICパッケージに比べて実装面積が小さいため、基板上のスペース効率が高くなります。また、QFNは、表面実装型のため、ハンドリングが容易であり、スルーホール実装に比べて実装コストが低いという利点があります。
さらに、QFNは高信頼性であり、熱放散性にも優れています。QFNは、基板上の放熱がしやすいため、高温環境下でも安定した性能を発揮します。また、QFNの構造上、端子の曲げや割れが発生しにくく、高い信頼性を持っています。
まとめ
QFNは、小型・軽量であり、高密度実装に適した表面実装型のICパッケージです。QFNは、高信頼性で熱放散性にも優れており、今後も幅広い分野で使用されることが期待されています。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版