SAE(Simultaneous Authentication of Equals)とは?Wi-Fiセキュリティプロトコルの基本概念を分かりやすく解説

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SAEとは?Wi-Fiセキュリティプロトコルの基本概念を分かりやすく解説

Wi-Fiは現代の生活に欠かせないインフラストラクチャーの1つとなっています。しかし、Wi-Fiを利用することで情報漏洩などのセキュリティ上の問題が生じることもあります。そこで、Wi-Fiのセキュリティ強化のために、SAEという新しいセキュリティプロトコルが開発されました。

では、SAEとは何でしょうか?SAEは、「Simultaneous Authentication of Equals」の略称であり、Wi-Fi Allianceが策定したWPA3スタンダードにおいて採用されたセキュリティプロトコルです。SAEを用いることで、Wi-Fi接続時の認証や暗号化がより強固になり、第三者による情報漏洩やハッキングを防ぐことができます。

SAEでは、従来のパスワード認証方式に代わり、より強固な共通鍵を生成する方式が採用されています。この方式により、不正なアクセスを未然に防ぐことができるとされています。

さらに、SAEでは同時認証を行うため、接続先のデバイスが正規のものであることを確認することができます。これにより、中間者攻撃などのセキュリティ上の脆弱性を軽減することができます。

以上が、SAEの基本的な概念についての解説でした。Wi-Fiのセキュリティを向上させるためには、SAEが有用な手段の1つとなります。

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