セーフモードとは?OSの起動モードの一つで、トラブル時の対処方法について解説する。

Explanation of IT Terms

セーフモードとは?

セーフモードは、コンピューターの起動時に使用される特別なモードの一つです。セーフモードでは、最小限のドライバーとプログラムのみが読み込まれ、システムの基本機能だけが稼働します。通常の起動時に発生する問題やエラーを特定し、解決するための手段として使用されます。また、ウイルス除去やシステムの診断、修復などの作業にも適しています。

セーフモードの起動方法

セーフモードを起動するには、以下の手順を実行してください。

1. コンピューターを再起動します。
2. ブートメニューを表示するために、F8キーを何度か押します。または、Windowsキー+Rキーを押して「msconfig」と入力し、「起動」タブを選択します。
3. 「高度な起動オプション」画面が表示され、セーフモードが選択できます。
4. セーフモードに進むために、セーフモードを選択した後、Enterキーを押します。

セーフモードでのトラブルシューティング

セーフモードで起動することで、通常の起動時では特定できなかった問題やエラーを特定することができます。以下は、セーフモードでのトラブルシューティングの手順です。

1. ウイルススキャン: セーフモードで起動し、ウイルススキャンを実行します。ウイルス対策ソフトがインストールされている場合は、それを使用して、すべてのファイルをスキャンします。
2. アプリケーションの再インストール: セーフモードでアプリケーションが起動しない場合、アプリケーションを再インストールします。
3. システムファイルの修復: セーフモードで起動し、システムファイルの修復を実行します。Windowsの場合は、コマンドプロンプトで「sfc /scannow」と入力して実行します。

以上がセーフモードでのトラブルシューティングの手順です。セーフモードは、コンピューターのトラブル時に役立つ重要な機能です。

参考記事

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