SASI(Shugart Associates System Interface)とは?データ転送の基本概念を分かりやすく解説

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SASIとは?

SASI(Shugart Associates System Interface)は、1979年にShugart Associates社によって開発されたデータ転送のインターフェース規格です。当時のハードディスクドライブの規格であるST-506のインターフェースとして採用され、その後、SCSI(Small Computer System Interface)規格の基礎となりました。

データ転送の基本概念

データ転送とは、あるシステムから別のシステムへ、データを送信することを指します。具体的には、コンピュータ間やデバイス間でのデータのやり取りが該当します。

データ転送は、送信元と受信先の間で相互に通信することで成り立ちます。通信には、ある規格に沿ってデータのやり取りを行う必要があります。SASIは、このようなデータ転送の規格の1つであり、独自のインターフェースを使ってデータの転送を行います。

SASIは、8ビットのパラレルバスを使用しています。これは、8本のデータ線を使用し、1度に8ビット(1バイト)のデータを送信することができるという意味です。また、SASIは、同期転送をサポートしています。同期転送とは、送信元と受信先が同じタイミングで処理を行うことで、高速なデータ転送を実現する方法です。

まとめ

SASIは、1979年に開発されたデータ転送のインターフェース規格で、8ビットのパラレルバスを使用しています。また、同期転送をサポートしており、高速なデータ転送が可能です。SASIは現在は、SCSI規格の基礎になっており、コンピュータの発展において重要な役割を果たしています。

参考記事

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