短整数型(short int型)とは?プログラミング言語のデータ型を解説

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短整数型(short int型)とは?プログラミング言語のデータ型を解説

プログラミング言語におけるデータ型とは、変数や定数に対して適用されるデータの種類を定義するものです。その中でも、短整数型(short int型)は、整数を扱うためのデータ型のひとつであり、通常は2バイト(16ビット)の範囲で数値を表現します。

短整数型は、一般的にメモリ使用量が小さいため、大量の数値処理を行う場合や、制限のあるシステム上でのデータ処理に適しています。しかし、その分、表現できる範囲が狭いという欠点もあります。通常の短整数型は、-32,768から32,767までの整数を扱えます。

C言語やC++言語、Javaなどのプログラミング言語では、短整数型を使用することができます。例えば、C言語では、以下のように定義することができます。

“`
short int num = 10;
“`

このように、変数の前に`short int`と記述することで、短整数型を指定することができます。また、短整数型は`%hd`という書式指定子を使用して、printf関数などから出力することができます。

“`
printf(“numの値は%hdです”, num);
“`

短整数型は、数値処理のパフォーマンス向上に役立つことがあります。しかし、その代わりに扱える数値の範囲が狭くなるため、プログラムの要件に合わせて適切なデータ型を選択することが重要です。

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