SJIS (Shift JIS) とは? 文字コードの基本概念をわかりやすく解説

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SJIS (Shift JIS) とは? 文字コードの基本概念をわかりやすく解説

文字コードとは?

コンピュータ内で文字を扱う際には、文字に対応する数字の集合を決める必要があります。この数字の集合のことを「文字コード」と言います。文字コードによって、コンピュータ内で扱える文字の種類や表現方法が決まります。

SJIS (Shift JIS) とは?

SJIS(Shift JIS)は、日本語の文字コードの一つです。ASCIIコードに日本語の文字を追加したもので、1バイト(8ビット)で表現されます。1バイトで表現できる文字数が少ないため、日本語の文字には2バイト(16ビット)を使って表現することもあります。

SJISはWindowsやMacなどで広く利用されている文字コードです。しかし、今ではUTF-8などのマルチバイト文字コードに取って代わられつつあります。

SJISの問題点

SJISにはいくつかの問題点があります。1つ目は、SJIS独自の文字が存在することです。これにより、SJISで書かれた文章は他の文字コードに変換する際に文字化けすることがあります。

2つ目は、マルチバイト文字が扱いにくいことです。SJISでは1バイトあたりの表現できる文字数が少ないため、マルチバイト文字を扱う際には複数バイトの組み合わせを扱う必要があります。そのため、文字の途中で切れたり、バイト数を誤認識することがあります。

まとめ

SJISは日本語の文字コードの一つで、WindowsやMacなどで広く利用されていますが、マルチバイト文字を扱いにくく、文字化けの問題があります。現在では、マルチバイト文字コードのUTF-8などに取って代わられているため、SJISを使うことはあまりお勧めできません。

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