STA ステーションって何?無線通信の基本概念をわかりやすく解説する

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STAステーションとは?

STAステーションとは、Wireless Local Area Network(WLAN)において、無線通信を行うデバイス(端末)のことです。STAは、Station(ステーション)の略称です。具体的には、パソコンやスマートフォン、タブレットなどがSTAステーションに該当します。STAステーションは、アクセスポイント(AP)に接続することにより、通信を行います。

無線通信の基本概念とは?

無線通信は、電波を利用して情報をやりとりすることです。無線通信を行うにあたり、以下の3つの基本概念があります。

– 周波数:電磁波に乗って情報を送る際、波の1周期にかかる時間の逆数を周波数と言います。周波数が高い電波は、低い電波に比べて情報量を多く伝達できますが、同じ出力であれば、伝搬する距離が短くなります。
– 帯域幅:電波の周波数帯を幅にしたものを帯域幅と言います。帯域幅が広い電波は、一度に多くの情報を伝達できます。
– 出力:電波を放射する強さのことです。出力が大きいほど、伝搬する距離が長くなりますが、周囲の電波に干渉する可能性が高くなります。

これらの基本概念を理解することで、無線通信の性質を把握することができます。

STAステーションと無線通信の関係

STAステーションは、無線通信において、アクセスポイント(AP)と通信を行います。APは、無線LANを構成するデバイスの中心的な役割を担っており、STAステーションとの通信の中継役を果たします。

STAステーションは、APから信号を受信し、自身が送信する際には、APに信号を送信してもらいます。このように、STAステーションとAPの間で情報をやりとりすることで、無線通信が実現されます。

まとめ

STAステーションとは、WLANにおいて、通信を行うデバイスのことです。無線通信の基本概念である周波数、帯域幅、出力についても理解することが重要です。STAステーションは、APとの通信によって、無線通信が実現されます。

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