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tabindex属性とは?Webアクセシビリティ向上の基本概念を解説
tabindex属性とは?
tabindex属性とは、HTML要素に割り当てられたキーボードやマウスなどのフォーカスの移動順序を指定するための属性です。つまり、tabindex属性を使用することで、キーボードやマウスなどの入力装置だけでページ内を移動することができます。
Webアクセシビリティとは?
Webアクセシビリティとは、インターネット上で公開されているコンテンツやサービスが、身体的・知的障害を有する人や高齢者、一時的な障害を抱えた人なども利用できるようにするための取り組みです。つまり、誰でも簡単にアクセスできるWeb環境を整備することが目的です。
tabindex属性がWebアクセシビリティ向上に与える影響
tabindex属性は、キーボード操作を必要とするユーザーにとって非常に重要な役割を果たします。例えば、視覚障害や身体障害を持つ人は、ページ内をキーボード操作で移動する必要があります。その際に、tabindex属性が適切に設定されていると、効率的かつスムーズにページ内を移動することができます。逆に、tabindex属性が設定されていない場合、移動順序が不明確になってしまい、ユーザーの利便性が損なわれます。
まとめ
Webアクセシビリティを向上させるためには、tabindex属性の設定が非常に重要です。適切に設定することで、キーボード操作を必要とするユーザーにとっての利便性が向上し、より多くのユーザーにとって使いやすいWebページを作ることができます。そのため、Web制作者は、tabindex属性の使い方を正しく理解し、適切に設定することが求められます。
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