TINYINT型とは?データベースで使われる小さな整数の基本概念を解説

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TINYINT型とは?データベースで使われる小さな整数の基本概念を解説

データベースの世界には、様々なデータ型が存在します。その中でも、TINYINT型は小さな整数を表現する際に使用される基本的なデータ型の1つです。TINYINT型は、MySQLやPostgreSQLなどの主要なRDBMS(リレーショナルデータベース管理システム)で使用されています。

TINYINT型の基本的な特徴

TINYINT型の主な特徴は、以下の通りです。

– TINYINT型は、-128から127までの範囲内の整数を表現することができます。
– TINYINT型は、1バイト(8ビット)のメモリを使用します。
– TINYINT型は、主にフラグ(0または1の値を持つ変数)や真偽値(TrueまたはFalseの値を持つ変数)などの小さな整数を表現するために使用されます。

TINYINT型の使用例

TINYINT型の使用例をいくつか紹介します。

例1:フラグを表すカラムの定義

以下は、TINYINT型を使用して、フラグを表すカラムを定義する例です。

“`
CREATE TABLE users (
id INT PRIMARY KEY,
is_admin TINYINT(1) NOT NULL DEFAULT 0
);
“`

上記の例では、is_adminカラムはTINYINT型で定義されています。NOT NULL制約が付与されており、デフォルト値は0に設定されています。このカラムは、0または1の値を持つフラグを表します。

例2:真偽値を表すカラムの定義

以下は、TINYINT型を使用して、真偽値を表すカラムを定義する例です。

“`
CREATE TABLE products (
id INT PRIMARY KEY,
is_available TINYINT(1) NOT NULL DEFAULT 1
);
“`

上記の例では、is_availableカラムはTINYINT型で定義されています。NOT NULL制約が付与されており、デフォルト値は1に設定されています。このカラムは、0または1の値を持つ真偽値を表します。

まとめ

TINYINT型は、小さな整数を表現する際に使用される基本的なデータ型の1つです。主にフラグや真偽値などの小さな整数を表現するために使用され、MySQLやPostgreSQLなどの主要なRDBMSで使用されています。使用例を通じて、TINYINT型の基本的な特徴や用途について理解できました。

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