伝送速度と通信速度とは？インターネットの速さに関わる重要な基本概念をわかりやすく解説
伝送速度とは？
伝送速度とは、ある回線を介してデータを送信する速度のことを指します。一般的には、bit単位で表記されます。例えば、1秒間に10Mbpsのデータを送信できる回線では、1秒間に10メガビットのデータを送信できることになります。ただし、伝送速度は回線によって異なります。ADSLでは8Mbps程度、光回線では最大1Gbps程度の伝送速度が実現されています。
通信速度とは？
通信速度とは、データ送信から受信までの時間を指します。つまり、送信側からデータを送信してから、受信側でそのデータが完全に受信されるまでの時間を指します。通信速度は、伝送速度に加えて、回線による遅延や通信プロトコルによっても影響を受けます。
伝送速度と通信速度の関係
伝送速度は、通信速度の上限になります。つまり、伝送速度が遅い回線を使っていても、通信速度はその回線の伝送速度に制限されます。しかし、伝送速度が速い回線を使っていても、通信速度は回線の以外の要因（遅延や通信プロトコル）によって制限されることがあります。
まとめ
伝送速度と通信速度は、インターネット通信において非常に重要な基本概念です。伝送速度が速い回線を利用していても、遅延や通信プロトコルによって通信速度が低下することがあるため、実際の通信速度を確認することが大切です。また、伝送速度は回線によって異なるため、自分が利用する回線の伝送速度を理解しておくことも重要です。
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