UART(ユアート)とは?~シリアル通信の基本概念をわかりやすく解説~
UARTとは、Universal Asynchronous Receiver/Transmitter(ユニバーサル非同期受信/送信機)の略称で、コンピューターなどのデバイス間を接続する際に使われるシリアル通信の基本的な仕組みの一つです。
シリアル通信とは?
シリアル通信とは、データを一度に1ビットずつ送信する方式の通信方法で、データの送信速度が遅いが、信頼性が高く、長距離にわたって通信することができます。
一方で、並列通信は複数のデータを同時に送信する方式の通信方法で、データの送信速度は速いが、信頼性が低く、長距離にわたる通信には不向きです。
UARTの機能
UARTは、シリアル通信でデータを送受信するための機能を持つIC(集積回路)です。
UARTによって、データはビット単位で時系列に沿って送信され、送信側のデバイスと受信側のデバイスは同じボーレート(ビットレート)で通信する必要があります。
また、UARTはデータの伝送速度を調整するために、ボーレートジェネレーター機能を持っています。
まとめ
UARTは、シリアル通信の基本的な仕組みの一つであり、データをビット単位で時系列に沿って送信する機能を持っています。 データの送信速度を調整するためのボーレートジェネレーター機能も持っており、コンピューターなどのデバイス間の接続によく使われています。
今回の解説で、UART(ユアート)についてわかりやすく説明してきました。シリアル通信に関する知識がなくても、UARTの機能について理解できるようになっていますので、ぜひ参考にしてください。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版