USB 3.1とは?超高速データ転送の基本概念と魅力的な特徴をわかりやすく解説

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USB 3.1とは?

USB(Universal Serial Bus)とは、パソコンやスマートフォンなどの様々な電子機器で使われる、周辺機器を接続するための規格のことです。USB 3.1は、USBの最新バージョンであり、従来のUSBと比べて圧倒的に高速なデータ転送が可能です。

超高速データ転送の基本概念

USB 3.1の最大の特徴は、転送速度の向上です。USB 2.0までの規格では、データ転送速度は最大で480Mbps(メガビット毎秒)でしたが、USB 3.1では最大で10Gbps(ギガビット毎秒)と、最大20倍も速くなっています。

これは、USB 3.1規格で採用された「SuperSpeed+」と呼ばれる新しい転送方式によるものです。SuperSpeed+は、二つのデータ転送チャンネルを提供することで、従来よりも高速なデータ転送が可能になりました。

魅力的な特徴

USB 3.1には、転送速度の向上以外にも魅力的な特徴がいくつかあります。

まず一つ目は、USB Type-Cコネクターの採用です。USB Type-Cコネクターは、従来のUSBコネクターと比べてさらに小型化されており、挿し方も向きを気にせずに行えます。また、最大100Wの電力供給も可能で、スマートフォンやタブレットに多く採用されています。

二つ目は、高解像度映像の転送に対応していることです。昨今は、4Kや8Kの高解像度映像の普及に伴い、USB 3.1ではDisplayPort Altモードと呼ばれる新たな転送方式が採用されています。これにより、USB Type-C経由で高解像度映像を転送することが可能になりました。

まとめ

USB 3.1は、従来のUSBと比べて圧倒的に高速なデータ転送が可能で、USB Type-Cコネクターや高解像度映像転送にも対応しています。近年、スマートフォンやタブレット、パソコンなどで急速に普及しているため、今後ますますUSB 3.1の重要性は高まると考えられます。

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