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ワーキングディレクトリとカレントディレクトリとは?コンピューターファイルシステムの基本概念をわかりやすく解説
コンピューターのファイルシステムは、ファイルの格納やデータの管理を行うための仕組みです。ファイルシステムには、ワーキングディレクトリとカレントディレクトリという2つの基本概念があります。
ワーキングディレクトリとは?
ワーキングディレクトリとは、現在作業しているディレクトリのことです。つまり、ファイルを開いたり、保存したりする際に、操作を行うフォルダーがワーキングディレクトリとなります。例えば、エクセルで新しいファイルを作成する場合、そのファイルの保存先フォルダーがワーキングディレクトリとなります。
カレントディレクトリとは?
カレントディレクトリとは、現在の作業ディレクトリのことを言います。コマンドラインインターフェース(CLI)でコマンドを実行する場合、カレントディレクトリが重要になります。そこで、現在のカレントディレクトリから相対パスまたは絶対パスを使用して、ファイルにアクセスすることができます。例えば、Windowsの場合、コマンドプロンプトで「dir」コマンドを実行する場合、カレントディレクトリのファイルとフォルダーが表示されます。
まとめ
ワーキングディレクトリとカレントディレクトリは、コンピューターファイルシステムの基本概念です。ワーキングディレクトリは現在作業中のディレクトリ、カレントディレクトリは現在の作業ディレクトリを意味します。理解することで、より効率的なファイル操作が可能になります。
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