XPath(XML Path Language)とは?XML文書の検索・操作の基本概念をわかりやすく解説

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XPath(XML Path Language)とは?

XPathとは、XML文書内のノードを指定するための言語です。XML文書は構造化されたデータを表現するために使用されるため、そのデータを検索・操作するためにはXPathを理解する必要があります。

XPathは、XML文書に含まれる各要素をツリー構造として表現します。このツリー上で、ノードの親子関係や属性値などを指定することで、目的の情報を検索・抽出することができます。XML文書の検索・操作においては、XPathは基本的な概念です。

XPathの基本概念

XPathにおいて、ノードを指定するためのパス表現が用いられます。パス表現は、スラッシュ「/」で区切られた要素名や属性名の並びで構成されます。

たとえば、以下のようなXML文書があるとします。

“`


Everyday Italian
Giada De Laurentiis
2005 30.00


Harry Potter
J.K. Rowling
2005 29.99


Learning XML
Erik T. Ray
2003 39.95


“`

この文書内の”title”要素をXPathで指定する場合、次のようなパス表現を使用します。

“`
/bookstore/book/title
“`

このパス表現によって、”bookstore”要素以下の”book”要素の”title”要素を指定することができます。さらに、属性を指定することもできます。たとえば、以下のようなパス表現によって、”category”が”WEB”である”book”要素の”title”要素を指定することができます。

“`
/bookstore/book[@category=’WEB’]/title
“`

以上がXPathの基本的な概念です。これらを使ってXML文書を検索・操作することができます。

まとめ

XPathは、XML文書内のノードを指定するための言語です。XML文書の検索・操作においては基本的な概念であり、パス表現を使用して、要素の親子関係や属性値を指定することができます。XPathを理解することで、XML文書の検索・操作を効率的に行うことができます。

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