XPath(XML Path Language)とは?
XPathとは、XML文書内のノードを指定するための言語です。XML文書は構造化されたデータを表現するために使用されるため、そのデータを検索・操作するためにはXPathを理解する必要があります。
XPathは、XML文書に含まれる各要素をツリー構造として表現します。このツリー上で、ノードの親子関係や属性値などを指定することで、目的の情報を検索・抽出することができます。XML文書の検索・操作においては、XPathは基本的な概念です。
XPathの基本概念
XPathにおいて、ノードを指定するためのパス表現が用いられます。パス表現は、スラッシュ「/」で区切られた要素名や属性名の並びで構成されます。
たとえば、以下のようなXML文書があるとします。
“`
“`
この文書内の”title”要素をXPathで指定する場合、次のようなパス表現を使用します。
“`
/bookstore/book/title
“`
このパス表現によって、”bookstore”要素以下の”book”要素の”title”要素を指定することができます。さらに、属性を指定することもできます。たとえば、以下のようなパス表現によって、”category”が”WEB”である”book”要素の”title”要素を指定することができます。
“`
/bookstore/book[@category=’WEB’]/title
“`
以上がXPathの基本的な概念です。これらを使ってXML文書を検索・操作することができます。
まとめ
XPathは、XML文書内のノードを指定するための言語です。XML文書の検索・操作においては基本的な概念であり、パス表現を使用して、要素の親子関係や属性値を指定することができます。XPathを理解することで、XML文書の検索・操作を効率的に行うことができます。
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