XML名前空間xmlnsとは?Web開発者向けに基本概念をわかりやすく解説
XML名前空間xmlnsとは?
XML名前空間xmlnsは、XML文書内の要素や属性に定義された識別子の集合です。これにより、同じ名前を持つ異なる要素や属性を区別し、混同を避けることができます。XML名前空間はWeb開発に欠かせない機能であり、しっかりと理解しておくことが重要です。
XML名前空間の基本概念
XML名前空間は、XML文書内で使用されるタグに付加される接頭辞(prefix)と名前(name)を組み合わせて定義されます。接頭辞は任意の文字列で、名前は必ずしも接頭辞と関連付けられる必要はありません。一般的には、接頭辞は一意なものにすることが推奨されています。
たとえば、XML文書内で以下のような要素を定義する場合、
“`
“`
fooという接頭辞がhttp://example.comという名前空間に対応していることを示しています。bazという要素が、foo名前空間内に定義されていることを示しています。
XML名前空間の利用方法
XML名前空間を利用するには、まず定義済みの名前空間を使用する場合は、XML文書のルート要素にxmlns属性を設定することで、要素に接頭辞を付加することができます。
また、任意の名前空間を定義する場合は、xmlns属性を使用して新しい接頭辞と名前空間を定義する必要があります。この場合、接頭辞と名前空間の関係は、XML文書のルート要素内で定義する必要があります。
まとめ
XML名前空間xmlnsは、XML文書内で要素や属性を区別するために必要な機能です。接頭辞と名前の組み合わせで名前空間を定義し、XML文書内で使用することができます。Web開発において、XMLを扱う際には、XML名前空間を正しく理解して利用することが重要です。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版