XML名前空間とは?Web開発における基本概念を簡単に解説
XMLとは?
XMLは「eXtensible Markup Language」の略称で、文書の構造を記述するためのマークアップ言語です。HTMLと同じようにタグを使って構造を表現しますが、HTMLがWebページの表示に特化しているのに対し、XMLは汎用性が高く、Webアプリケーションやデータの交換などに利用されます。
XML名前空間とは?
XML名前空間は、XML文書内でタグを一意に識別するための仕組みです。XML文書には複数の名前空間を定義することができ、それぞれの名前空間には一意な識別子(URI)が割り当てられます。名前空間を定義するには、XML文書の先頭でxmlns属性を使って名前空間とURIを定義します。
XML名前空間の利用例
Web開発においては、XML名前空間を利用して異なる文書の間で情報をやりとりすることがよくあります。例えば、XML文書内で定義された要素をXSLTで変換する場合、名前空間を指定する必要があります。JavaScriptからXML文書内の要素にアクセスする場合も、名前空間が指定されている場合はそれを考慮しなければなりません。
まとめ
XML名前空間は、XML文書内でタグを一意に識別するための仕組みであり、Web開発において広く利用されています。名前空間を定義するには、xmlns属性を使って名前空間とURIを定義します。Webアプリケーションやデータ交換においてXMLを利用する場合は、XML名前空間の概念を理解しておくことが重要です。
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