BMP UCS-2とは?Unicodeにおける文字表現方法

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BMP UCS-2とは?Unicodeにおける文字表現方法

Unicodeとは、国際的な文字コード規格のことです。Unicodeを使用することで、世界中の言語や文字を扱うことができます。

BMP UCS-2は、Unicodeの1つの符号化形式のひとつで、16ビットの固定長で文字を表現します。BMP UCS-2は、Unicode 3.2以前のバージョンにおいて主に使用されていましたが、Unicode 4.0以降はUTF-16が主流となっています。

BMPは、Basic Multilingual Plane(基本多言語面)を表します。基本多言語面には、世界中でよく使用される文字のうち、約65,000文字が収録されています。 UCS-2は、16ビット符号化方式で、この基本多言語面の文字を表現します。

Unicodeには、BMP以外にもサロゲートペアを使うことで、基本多言語面に収録されていない文字も表現できるUTF-16や、さらに1バイト単位で文字を表現できるUTF-8など、さまざまな符号化方式があります。

しかし、BMP UCS-2は、UTF-16やUTF-8と比較して符号化方式がシンプルであり、処理速度も速いという特徴があります。そのため、プログラム開発やシステム開発などにおいて、BMP UCS-2が使用されることがあります。

Unicodeの符号化方式について理解することで、プログラム開発やシステム開発における文字コード処理の問題を回避することができます。特に、世界中でよく使用される文字を扱う場合には、BMP UCS-2もしくはUTF-16を使用することが一般的とされています。

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