InARP Inverse ARPとは?ネットワークアドレス解決の基本概念を解説

Explanation of IT Terms

InARP Inverse ARPとは?

InARP(Inverse ARP)とは、逆アドレス解決プロトコルのことを指します。通常、ネットワーク上でデータが送信される場合、送信先のIPアドレスを知る必要があります。しかし、InARPを使用することで、逆にデータを送信する相手のMACアドレスからIPアドレスを解決することができます。

InARPは主にATM(Asynchronous Transfer Mode)ネットワークで使用されており、ATMネットワークのエンドポイントにおいて、相手のIPアドレスが不明な場合に使用されます。また、InARPはRFC 2390で標準化されています。

ネットワークアドレス解決の基本概念

ネットワーク上でデータを送信する場合、通信相手のIPアドレスを解決する必要があります。このIPアドレス解決を行うためには、ARP(Address Resolution Protocol)が使用されます。ARPは、IPアドレスからMACアドレスへの変換を行うプロトコルです。

ARPは、IPアドレスとMACアドレスを関連付けるARPテーブルを使用して、IPアドレスからMACアドレスへの変換を行います。ARPテーブルには、通常、ARP要求に応答したネットワークデバイスの情報が格納されます。

しかし、InARPを使用する場合、MACアドレスからIPアドレスを解決するために、ARPテーブルに格納されている情報を使用することができます。

まとめ

InARPは、逆アドレス解決プロトコルであり、ATMネットワークで使用されます。ARPと同様に、IPアドレスからMACアドレスへの変換を行いますが、逆にMACアドレスからIPアドレスを解決することができます。InARPは、RFC 2390で標準化されており、ネットワークアドレス解決の基本概念として覚えておくと役立ちます。

参考記事

参考サイト

合わせて読みたい

【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版