1バイト文字とシングルバイト文字って何?その基本的な概念と違いを分かりやすく解説

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1バイト文字とシングルバイト文字って何?その基本的な概念と違いを分かりやすく解説

1バイト文字とシングルバイト文字とは、コンピューターで扱われる文字のうち、どちらも8ビット(1バイト)以内のデータで表される文字を指します。

1バイト文字は、ASCII(アスキー)コードと呼ばれる文字コード体系で、英数字や記号などが割り当てられています。一方、シングルバイト文字は、日本語や中国語、韓国語など多言語対応の文字コード体系で、1文字を1バイトで表現するものです。

では、なぜ1バイト文字とシングルバイト文字が混同されがちなのでしょうか。

それは、日本語などの多言語を扱う際に、文字コード体系が異なるため、1バイト文字とシングルバイト文字が混ざっていることがあるからです。例えば、Windowsでは、日本語を表現するために「Shift-JIS」という文字コード体系が使用されています。この場合、半角英数字や記号は1バイトで表現されますが、日本語は1文字を2バイトで表現されます。そのため、Shift-JISで書かれた文章には、1バイト文字とシングルバイト文字が混在していることがあります。

しかし、最近のコンピューターやスマートフォンの多くは、Unicode(ユニコード)と呼ばれる文字コード体系を採用しています。Unicodeは、多言語に対応したシングルバイト文字を収録しているため、1バイト文字とシングルバイト文字の違いが明確になっています。

まとめると、1バイト文字とシングルバイト文字とは、どちらも8ビット以内のデータで表現される文字ですが、1バイト文字はASCIIコード体系で英数字や記号を表し、シングルバイト文字はUnicodeなどの多言語対応の文字コード体系で各国語を表します。

今後も、コンピューターを扱ううえで必要な知識であることは間違いありません。

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