制御バスとは?コンピュータの制御バスについて解説する。
制御バスとは何か?
制御バスとは、コンピュータ内部で各種機能を制御するための通信路のことです。CPUから各種ハードウェアや周辺機器に信号を送り、制御を行う役割があります。制御バスは、アドレスバス、データバス、制御信号バスに分かれており、それぞれの役割があります。
アドレスバスとは?
アドレスバスは、メモリや周辺機器をアクセスするためのバスで、CPUから送られるアドレス信号によって、目的のメモリや機器にアクセスすることができます。アドレスバスのビット数によって、アクセスできるアドレス範囲が決まります。
データバスとは?
データバスは、CPUとメモリや周辺機器の間で、データを送受信するためのバスです。CPUから送信したデータは、データバスを通じて目的のメモリや機器に送信されます。逆に、データを受信する場合も、データバスを通じてCPU側に送信されます。
制御信号バスとは?
制御信号バスは、タイミングや制御信号を送るためのバスです。例えば、クロック信号は制御信号バスを通じて送られます。また、CPUから命令をデータメモリやI/Oポートに送る際にも、制御信号バスを使用します。
まとめ
制御バスは、コンピュータ内部で各種機能を制御するための通信路です。アドレスバス、データバス、制御信号バスの3つのバスに分かれており、それぞれが重要な役割を担っています。コンピュータの基礎知識を身につける上で、制御バスの理解は必須です。
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