総称型とは?ジェネリクスのプログラミング概念を解説

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総称型とは?ジェネリクスのプログラミング概念を解説

総称型とは?

総称型とは、プログラミング言語において汎用的なデータ型を扱う方法のことです。総称型を使用することで、複数のデータ型をまとめて扱うことができます。JavaやC#などの言語でよく使われます。

ジェネリクスとは?

ジェネリクスとは、総称型を利用したプログラミングの手法のことです。Java 5から導入されたこの概念は、C#やKotlinなどでも利用されるようになりました。ジェネリクスを使用することで、コードの再利用性を高めたり、型安全性を確保したりすることができます。

総称型の使い方

総称型を使用するには、まず「<>」を用いてジェネリックタイプを指定します。例えば、以下のように記述することで、ArrayListを作成することができます。

“`
ArrayList list = new ArrayList();
“`

このようにすることで、ArrayListに格納するデータ型をStringに限定することができます。また、プログラム中でlistに格納される値の型が明示されるため、型の不一致による実行時エラーを防止することができます。

ジェネリクスの使い方

ジェネリクスでは、クラスやメソッドにおいて汎用的な型を定義することができます。以下は、ジェネリックメソッドの例です。

“`
public static void printArray(T[] array) {
for (T element : array) {
System.out.print(element + ” “);
}
System.out.println();
}
“`

このメソッドは、Tという型を受け取ることができます。具体的な型は、メソッド呼び出し時に指定されます。例えば、以下のように記述することで、String型の配列を渡すことができます。

“`
String[] words = {“Hello”, “World”, “!”};
printArray(words);
“`

このように、ジェネリクスを使用することで、多様な型に対応するコードを簡潔に記述することができます。

以上が総称型とジェネリクスの概要です。プログラミングにおいて、効率的で型安全なコードを書くためには、総称型とジェネリクスをうまく活用することが重要です。

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