カンマ区切り(CSV)とは?データをカンマで区切って表現するファイル形式
カンマ区切りとは、テキストファイル形式の一種で、データをカンマで区切って表現するファイル形式のことです。CSVと略されます。この形式は、データを単純なテキスト形式で表現し、さまざまなアプリケーションでデータを共有するために使われます。
カンマ区切りの歴史
カンマ区切りの歴史は非常に古く、1972年にIBMが開発しました。当初、このフォーマットは内部的なデータ共有のために開発されました。しかし、その後、このフォーマットが広く普及し、現在では、ビジネスやIT業界で広く使用されています。
カンマ区切りの特徴
カンマ区切りの最も重要な特徴は、データが単純なテキスト形式であることです。これは、テキストエディタで編集することができるため、さまざまなアプリケーションでデータを共有することができます。また、カンマ区切りは、ExcelやGoogleスプレッドシートのようなスプレッドシートアプリケーションでもサポートされているため、データの編集や処理が非常に簡単になります。
カンマ区切りは、以下のような特徴を持ちます。
- 各データフィールドがカンマで区切られる
- 各行が1つのレコードを表す
- データフィールドに含まれるカンマは、クォーテーションで囲まれる
- データフィールドに含まれる改行は、クォーテーションで囲まれる
クォーテーションで囲まれるため、データ内にカンマや改行が含まれている場合でも、正確に抽出することができます。
カンマ区切りの利用例
カンマ区切りは、広範な用途で使われます。例えば、以下のような場面で利用されています。
- データベースのエクスポート
- 顧客情報、売上情報などのデータのエクスポート
- ExcelやGoogleスプレッドシートへのデータのインポート
- Webアプリケーションにおけるデータのインポート
カンマ区切りは、データを簡単に取り扱うためのフォーマットであり、データの共有や処理に非常に便利です。IT業界やビジネスにおいては欠かせないファイル形式となっています。
参考記事
合わせて読みたい
【Google Chrome】右クリックで翻訳がでなくなった時の対策方法の決定版