FEPとは?- フロントエンドプロセッサの役割と種類
はじめに
FEPとは、Front End Processorの略称で、主にPOS(Point of Sales)端末やATM(Automated Teller Machine)などで用いられるシステムの一つです。この記事では、FEPの役割や種類について解説します。
FEPの役割
FEPは、POS端末やATMにおいて、顧客が使用する端末と、銀行や決済サービス提供者などの各種サービスを提供するサーバーとを繋ぐ役割を持っています。具体的には、端末から送信された情報を正しく解釈し、サーバーに伝達することで、決済や残高照会などの各種サービスを提供しています。
FEPの種類
FEPには、ソフトウェアベースのFEPとハードウェアベースのFEPがあります。ソフトウェアベースのFEPは、OSやアプリケーションソフトウェアに実装されているもので、ハードウェアベースのFEPは、専用ハードウェアとして実装されたものです。
また、FEPには、アクワイアラ(FEP-A)とイシュアラ(FEP-I)の2つの種類があります。アクワイアラは、POS端末からの情報を処理し、決済サービス提供者に受け渡す役割を持っています。一方、イシュアラは、カード会社などが発行したカードを使用する場合に必要となる、カードの認証や決済処理などを行う役割を持っています。
まとめ
FEPは、POS端末やATMなどで使用されるシステムの一つであり、端末とサーバーを繋ぐ役割を持っています。FEPには、ソフトウェアベースのFEPとハードウェアベースのFEP、そしてアクワイアラとイシュアラの2つの種類があります。各種サービスの提供に欠かせない、重要な役割を果たしているシステムであると言えます。
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